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2023年02月21日

泉南工場型の石綿被害で労働者性を有する取締役が訴訟上の和解(2023年2月16日解決)

石綿管を製造しているA社で、昭和45年3月から就労したBさんは、平成26年4月、胸膜中皮腫に罹患し、平成27年3月に死亡した。  Bさんは、A社の取締役をしていたこともあるため、労災認定を受けたが、国に対する損害賠償請求はせず、5年以上が経過した。  しかしながら、Bさんの遺族が当事務所に相談し、泉南工場型の国家賠償請... 続きはこちら≫

2023年02月18日

泉南工場型の石綿被害で訴訟上の和解(2023年2月16日解決)

Aさんは、石綿管を製造しているB社において、昭和42年11月から平成21年11月まで働いた。  Aさんは、工場内で石綿管の継手用素材を旋盤で切断加工する作業に従事し、身体内に石綿を吸引し、令和3年1月、胸膜中皮腫と診断され、令和3年5月に死亡したものである。  Aさんは、B社退職後、普通に生活していたところ、令和3年1... 続きはこちら≫

2021年12月23日

厚生労働省から建設アスベスト被害者に対し,個別通知が始まっています!(2021年12月9日)

 2021年12月6日から,厚生労働省の「建設現場で石綿にばく露し,石綿関連疾患を発症された労働者,一人親方やそのご家族の皆様へ」と題する書面の郵送が開始されました。  建設作業従事者で,アスベスト被害にあわれた方やそのご遺族で,この通知を受けられた方は,「特定石綿被害建設業労働者等に対する給付金等の支給に関する法律」... 続きはこちら≫

2021年08月11日

石綿吸引により肺がんに罹患し、死亡した被害者の遺族に対し、国が合計1656万5376円支払うという条件で東京高等裁判所において和解が成立

1 概要 2010年11月12日、亡H・I(左官工、2004年1月6日、石綿を吸引したことによる肺がんで死亡)の妻Aとその子供2人(B、C)が、静岡地方裁判所に、国を被告として、建設アスベスト国賠訴訟を提起しました。 2 判決内容 2020年1月23日、静岡地方裁判所が、被告国が原告Aに対し412万5000円、原告B、... 続きはこちら≫