解決事例

2023年08月17日

胸膜中皮腫で亡くなったAさんの妻に、厚生労働大臣から認定決定通知書が届きました。(2023年8月12日)

Aさんは、妻の父が経営する会社で、昭和58年頃から、給排水配管の工事に従事していました。  数年前からは独立して会社の経営者となりましたが、2021年から、肺に水がたまり、息苦しくなり入院を繰り返し、胸膜中皮腫と診断され、昨年74才で死亡しました。  Aさんは、石綿が吹き付けられているビルの天井裏で配管の仕事をすること... 続きはこちら≫

2021年11月25日

工場型のアスベスト被害で国と訴訟上の和解(2021年11月18日解決)

Aさん(女性,75才,元石綿管製造会社従業員)は,50数年前,静岡県内東部の石綿管製造会社に勤務し,結婚するまでの5年間働き,その際,石綿を身体内に吸入したものです。  その後,主婦業をし,長年元気に生活してきましたが,平成31年になって突然体調を崩し,令和1年に腹膜中皮腫で死亡したものです。  その後,ご遺族の依頼を... 続きはこちら≫

2021年11月25日

建設アスベスト訴訟で国と訴訟上の和解(2021年11月18日解決)

2021年11月18日,静岡地方裁判所において,建設作業従事者3名のご遺族の損害について,国との間で和解が成立しました。  Aさんは,左官工で,腹膜中皮腫に罹患し,Bさんは,塗装工で,石綿肺(管理区分4)に罹患し,Cさんは,内装工,現場監督で,胸膜中皮腫に罹患し,いずれも死亡し,ご遺族が国に慰謝料を求めたものです。  ... 続きはこちら≫

2021年01月29日

Aが胸膜中皮腫で死亡したことについて,国から1430万円の慰謝料を得て,静岡地方裁判所で訴訟上の和解(2021年1月26日解決)

 亡A(元石綿取扱い会社従業員,死亡当時72才の男性)は,今から50年前の昭和45年頃,B会社に就職し,B会社が,C会社が製造した石綿パイプの切断の仕事を請け負ったので,B会社内でその作業に従事した。  そして,B会社は,C会社で使用する機械の製造を行っていたので,石綿粉じんの飛散するC会社にも出入りし,機械の据え付け... 続きはこちら≫