肺がん

アスベスト(石綿)を吸引していると肺がんが発生しやすくなります。

アスベスト(石綿)の曝露量と肺がんの間には比例関係があり、吸入したアスベスト(石綿)の量が多ければ多いほど、肺がんになりやすいと言われています。

もっともアスベスト(石綿)の曝露量が少ない人でも、肺がんになる人はおり、アスベスト(石綿)に無難な量はありません。

アスベスト(石綿)による肺がんは潜伏期間が長く多くの人は曝露開始から15年以上過ぎてから発症しますので、タバコを吸う人はタバコが原因で肺がんになったと思い込む人が多いものです。

この場合、職歴が大切になりますので、働いていた職場がアスベスト(石綿)を取扱っていたかが重要になります。

肺がんで手術した人の胸部CTがあれば、それを専門医が見直すことにより、アスベスト(石綿)が関与していたかわかる場合があります。